
Bitcoinで悩む人「最近またBitcoinに投資しようという人が増えているけど、大丈夫かな」

本記事の内容
バブルの兆候3つと起きている場所
- ①投資リスクは過去20年で最大
- ②利益がでていない企業への投資が増加
- ③バブル状態と多くの人が認識
- バブルは米国のハイテク株とビットコインにある
僕の意見として、ビットコイン(BTC)は過剰な投機として上昇していて、転機があればすぐにクラッシュする方向だと思います。
ビットコインは価値があるのでゼロにはならないだろうという信者のような人はいますが、勢いが減少していけば、2018年の劇的な下落がおきると思います。
これらを解説します!
ではいきましょう。
投資リスクは過去20年で最大
バブルの兆候の1つ目として、投資家がリスクの高い取引を始めているという状況があります。
バンク・オブ・アメリカのグローバルファンドマネジャー調査によると、ファンドマネージャーの19%が通常よりも高いリスクを取っています。
これは先月から6ポイント上昇しています。
前回高かったのは2017年でこのときもS&Pなどが大きく下落をしています。
🔎 BofA | FMS: What level of risk do you think you're currently taking in your investment?
🔹 "Record net 19% of FMS investors say they are currently taking higher than normal risk levels, up 6ppt MoM." pic.twitter.com/aisEiLxRoW
— PiQ (@PriapusIQ) January 19, 2021
プロの投資家でもリスクの高い取引を始めないといけないという状況が危険な信号です。
利益が出ていない企業への投資が増加
バブルの兆候となっている2つ目の理由は、「利益を出していない企業への投資が増加していること」です。
下記のチャートはブルームバーグによる、利益を出していないTech企業のチャートです。
No profits? No problem … basket of unprofitable tech companies has gone parabolic in past year
[Past performance is no guarantee of future results] pic.twitter.com/adkWwkHGVj— Liz Ann Sonders (@LizAnnSonders) January 19, 2021
ここ数年、低金利の影響もありファンダメンタルズが健全であればバリエーションは重要でないという論調があります。

引用:https://manetatsu.com/2017/06/95860/
これがいつのまにか利益を全く気にしないという論調に変化していっています。それがブルームバーグのチャートが示していることです。
そして投資家が利益を気にしない=実質的な利益のない暗号通貨の取引をする理由にもなっていそうです。
ちなみに利益を出していないハイテク株はの多くは在宅ワーク等で人気を上げているソフトウェア株が多いそうです。
経済再開のタイミングで逆にこれらは大きく下落する可能性もあります。
経済再開が逆にバブルの引き金になる・・・なんてこともありそうです。
バブル状態と多くの人が認識している
バブルの兆候の3つ目の理由は、バブル状態と多くの人が認識しているということです。
下記のグラフはドイツ銀行の調査ですが、37%+52%=89%の投資家が金融市場にバブルが存在することに同意していることがわかります。
If you ask people if they see asset bubbles, many will say yes. pic.twitter.com/sM2u17dYqP
— Sam Ro 📈 (@SamRo) January 19, 2021
これが示すことは、バブル状態ではある。
にもかかわらず、多くの投資家が投資を続けているのはバブル崩壊前に脱出できると考えているからだと思われます。
またプロの投資家がバブルと考えているだけではなく、個人投資家もバブルと考えているものの、バブルを甘く考えているような気がします。
アメリカでは若い人を中心に、PayPal (PYPL)、Square (SQ)、Robinhood (RBNHD)などの取引アプリを用いて投資をしています。
例えば、Robinhoodは今では1300万人のユーザーがいて、全員がビットコインとイーサリアムを取引できるようになっています。
こういったユーザーは2008年の金融危機を体験していません。
身をもって体験していない分、バブルは簡単に見破れると思っているはずです。
現状は多くの人がバブルであると考えています。
バブルは米国のハイテク株とビットコインにある
最後に、バブルは米国のハイテク株とビットコインにあります。
ドイツ銀行の調査によれば、投資家はビットコインと米国のハイテク株の2つをバブル状態であると考えているようです。
If you ask people if they see asset bubbles, many will say yes. pic.twitter.com/sM2u17dYqP
— Sam Ro 📈 (@SamRo) January 19, 2021
特にビットコインはバブル前の状況が明らかになっています。
下記はバンク・オブ・アメリカによる、最も混雑している取引のヒストリーチャートです。
ビットコインは2017年9月から12月までトップでした。
#Bitcoin overtakes "Long tech" as most crowded trade in BofA fund manager survey. Long Bitcoin jumps to top w/36% of FMS investors saying it is the most “crowded trade” dethroning “Long tech” for first time since Oct’19. #2 Long Tech, #3 Short US dollar, #4 Long Corporate Bonds. pic.twitter.com/dmXe9E8I6e
— Holger Zschaepitz (@Schuldensuehner) January 19, 2021
2018年にビットコインが大きく下落したのはご存知のとおりです。
ビットコインは2021年1月にトップにもなっていますので、要注意です。
僕の暗号通貨に対するポジション
僕は暗号通過はすでに持っていません。
税金の問題もあるので売るときには大変ですが、手を放しています。
まとめ
この記事ではバブルの兆候3つと起きている場所について解説をしました。
バブルの兆候3つと起きている場所
- ①投資リスクは過去20年で最大
- ②利益がでていない企業への投資が増加
- ③バブル状態と多くの人が認識
- バブルは米国のハイテク株とビットコインにある
この記事では下記の記事をベースに解説しました。
The Warning Sign That Correctly Called The Last Bitcoin Crash Is Back
※投資判断はあくまで自己責任です。