
外資系に転職を考えている人「外資系企業の特徴ってどうなのかな。どういった企業があっているかその切り口を知りたいな」
こんにちは、はらだっちです。(@SHaradacchi)数社の外資系企業で働いてきた僕が解説します。

目次
本記事の内容
外資系企業の3つの切り口
- 会社の規模
- 本社の場所
- 待遇と福利厚生
外資系と一口に言っても、色々な企業が存在します。
というのも、日本が本社でない企業=外資系企業なので、世界で見たらほとんどの会社は外資系企業です。
日系企業に近い会社、本社の特徴が強いところ、日本オフィスの力が異様に強い会社、様々です。
この記事では外資系企業をざっくりと4つの切り口で解説しますので、ぜひあなたに合う、相性の良い外資系企業を探してみてください。
転職の全体像はこちらで解説しています!
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会社の規模
大きくは2つの規模に分けられます。
- 中小規模(数名~200名)
- 大規模(200名~数万人)
外資系企業の規模は数名から数万人まで、バラバラです。
本国や全世界的に見ると、超有名企業であっても日本ではほとんど知られていない会社も多いです。
中小規模(数名~200名)
中小規模(数名~200名)の外資系企業の特徴としては、本社やAPACとのつながりが強い傾向にあります。

というのも、人事、経理、法務といったバックオフィス系の業務はAPACエリア等で共通化されていることが多いからです。
ほとんどの日本法人の社員は営業、マーケティング、開発、技術サポートといった売上や利益に責任のある業務についています。
日本向けの人事制度などは発展途上であることもあるので、感覚的にはベンチャーに近い雰囲気があります。
こんな方がおすすめ
- 自分が会社を作り上げていくという意識がある
- 業務範囲が曖昧でも問題なく、複数タスクやプロジェクトをこなせる
- 部署を超えた仕事がしたい
- バックオフィス系(人事、経理、法務など)よりも売上や利益に直結する仕事(営業など)をしたい
大規模(200名~数万人)
大規模(200名~数万人)となると、日本の中でも良く知られている会社になります。

この規模ですと、日本で独自に仕事を回していることが多く、本社やAPACとのつながりが少ない人の方が多いです。
部署を超えた仕事などがなくなる代わりに、あなたの職務は明確になります。
人事制度なども日本のものが充実していることが多く、比較的福利厚生などもあることが多いです。
こんな方がおすすめ
- 業務範囲を明確に仕事がしたい
- 人事制度などはっきりしている会社で落ち着いて働きたい
- バックオフィス系(人事、経理、法務など)などの職種を選びたい
本社の場所
本社がどこにあるのかによって、外資系企業の色合いが変わります。
- アメリカ本社の場合
- アメリカ以外が本社の場合
僕の印象ですが、アメリカ本社の会社とアメリカ以外が本社の会社で、違います。
アメリカ本社の場合
アメリカ本社の場合は、アメリカを中心にトップダウンで統制が取れているイメージです。
良くも悪くもアメリカ本社で開発などをした商品を用いて、それを日本仕様にローカライズし販売していくことがメインです。
会社によっては日本として見られている場合と、APACエリアの一つの国として見られている場合の2つのパターンがあります。
日本として見られている場合は、日本独自に商品を開発したりするケースも多いのですが、APACエリアの一つとして見られている場合は日本独自にできる活動はかなり少ないです。
場合によっては、APACエリアで人気のある(とされている)タレントをマーケティングで起用するから、日本の有名人は起用できないなどされる場合もあります。
ただし、逆に言えば本社のガバナンスはとても高いので頼りがいがあります。
アメリカ以外が本社の場合
アメリカ以外が本社の場合は、アメリカ本社ほどトップダウンではなく国もしくはAPACといったエリア毎に意思決定をしています。
アメリカ本社の場合と違って、本社のガバナンス意識はそこまで高くないので、少し頼りなく感じる部分もあります。
特に欧州系の会社の場合、日本での知名度は圧倒的に低いことも多く、それを本社があまりサポートもしてくれない印象があり、自分たちの実力勝負的なところがあります。
転職をする場合は、本社との関係性が会社によって異なるので気になる人は面接で事前に聞いておいた方がいいと思います。
待遇と福利厚生
外資系企業は給料は良いが、パフォーマンスがでないとすぐに首を切るドライな印象があります。
それは間違いではないのですが、全ての外資系企業がドライというわけではありません。
中小規模の外資系企業だと和気あいあいとした雰囲気です。
また日本においては労働基準法もありますので、解雇やレイオフが直接的に行われることもあまりないです。
外資系企業は一般的に給料は高い傾向にあるものの、退職金がないことも普通ですし、福利厚生も日本の企業ほどはありません。
そう考えると、給料が高いから外資系企業を狙うというのは、トータルで考えた上でバランスをみた会社選びをする必要があります。
補足)テレワークは当たり前
コロナウイルス問題がある前から、外資系企業ではテレワークで仕事をすることは当たり前でした。
「こどもが熱を出したから、今日は家で仕事をします」ということも僕はやっていました。
極端な話、成果さえ出せばどこで働こうとも誰も文句を言いません。
今ではメール、Slack、MS Teams、Zoomといったオンラインでコミュニケーションをするツールが当たり前ですし、海外とやり取りをするのでこういったツールには慣れていました。
なので、テレワークを臨む人には、外資系はうってつけの勤務先だと思います。
テレワークではなくWFH
外資系企業ではテレワークという言葉は使いません。
在宅勤務のことは"Work From Home"、略してWFHという言葉を使うことが多いです。
まとめ
この時期では、外資系企業を3つの切り口から解説しました。
一口に外資系企業といっても千差万別ですが、比較的に自由な働き方を好む人にはいい環境だと思います。
外資系企業の3つの切り口
- 会社の規模
- 本社の場所
- 待遇と福利厚生
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