
転職先に悩む人「ホワイト業界に転職したいけど、どういった業界がホワイトなんだろう。どういう基準で選んだらいいかわからない。ホワイト業界の見分け方を知りたいな。」

目次
本記事の内容
- ホワイト業界3選
- ホワイト業界の見つけ方
- ホワイト企業で働くには
この記事では僕が選ぶホワイト業界3選とホワイト業界の見つけ方を解説します。
合わせて、具体的なホワイト企業の候補も紹介します。
ブラック業界だとほんと働いているのシンドいですよね。
この記事があなたの仕事探しの助けになればと思います。
それではいきましょう!
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ブラック業界の見分け方はこちらで解説しています。
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ブラック業界の見分け方4つ【ブラック業界ランキングトップ5】
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ホワイト業界3選
結論、こちらです。
- 化学業界
- インフラ業界
- 大学業界
それでは解説します!
化学業界
医薬品、電池、電子部品、化粧品、繊維などを扱っている業界が化学業界です。
化学業界はホワイト業界です。
化学業界は、成長が堅調な分野であることが多いです。
かつ特許で自社技術を守っていたり、大型な製造設備が必要だったりすることもあり、それが参入障壁となることで競合が少ないです。
具体的な会社名・・・おそらく相当詳しく勉強していないと出てこないと思います。
それは化学業界はBtoBの業界であることが多いからです。
BtoCとBtoB
BtoC企業は消費者に直接商品を売る企業です。
BtoB企業はBtoC企業などに素材を売る企業です。
BtoB企業は、一般の人があまり知らない会社であることが多く、「待遇が良い企業であっても競争倍率は高くならない」ということが多いです。
つまりホワイト業界なのに、しかも入社しやすいという特徴があります。
実は僕も1社目の外資系企業は「化学業界」でした。
外資系企業にしては入社もしやすかった印象がありますし、それなりに給料も高く仕事の忙しさもそこまできつくはないと思います。
ただ急激な成長をする分野であることはあまりないので、高速PDCAのような刺激を求めたい方はIT業界などのほうがいいかもしれません。
化学業界はホワイト業界として、おすすめです。
インフラ業界
インフラ業界(鉄道、電力、ガス、通信など)という社会の基盤になる事業をしている業界もおすすめです。
こういった企業はもともとは国営企業でした。
社会になければならない(=非常に安定的)な市場ですし、国にしかできないということは参入障壁も高く簡単には競合が入れない業界です。
ただ昨今自由化が進んでいて、例えば「電力小売」など厳しい分野もあります。
電力小売の場合、電力需要も基本は人口に応じて減少するかもしれないですし、参入が容易なため競合は多く、BtoCというブラック業界に近いモデルだったりします。
一方で電力でも発電や送配電といった参入障壁が高かったり、そもそも自由化していない分野などは安定性も高くホワイト業界でもトップクラスです。
正直、忙しさはそこそこあると思います。
インフラ業界は、「まぁまぁ忙しく高給」という業界を考えている方にはおすすめです。
大学業界
大学業界は年収も高く、休日も多いのでホワイト業界としておすすめです。
大学は学校法人ですので、国の許可が必須でかつ税金が免除されます。
また収益構造も学生から授業料を年間100万円/人程度もらうモデルですので、盤石です。
参入障壁が高いことと、鉄板の収益構造により大学で働く人達の待遇も良くなります。
私立人気大学であれば比較的都心などのエリアにあることも多く、通いやすいという側面もあります。
一方で少子化の問題が直撃している業界でもあり、「Fラン」などと言われる不人気大学は今後淘汰が進んでいく可能性もあります。
大学業界は業界としてはホワイトですが、実際に選ぶ際にはどの大学を選ぶかは大きなポイントとなります。
ホワイト業界の見つけ方
下記が当てはまっていれば高い確率でホワイト業界です。
- 市場が堅調である
- 競合が少ない
- 企業を相手にしている
- 労働集約的なビジネスでない
市場が堅調である
市場が堅調、成長しているということはホワイト業界の可能性が高くなります。
というのも、前年と同じことをしていても市場が伸びていれば売上は基本上がっていきますよね。
ということは給料も上がっていく可能性が高いということです。
逆にブラック業界では、前年と同じことをしても売上が変わらないもしくは下がっていくので長時間労働を強いられ、給料も上がらず下がっていきます。
ブラック業界の筆頭とも言われる飲食業界を例にあげます。(飲食業界で働いている皆さん、ごめんなさい!)
日本では人口が減っていますので外食する機会は減るはず。すると飲食業界としての売上は減っていきますよね。
ブラック業界=長時間労働低賃金ですよね。
市場が堅調に推移している業界は給与は上がりやすく、ホワイト業界になりやすいです。
競合が少ない
競合が少ないこともホワイト業界になりやすい条件です。
参入障壁が高く、競合があまりいないような業界では、競合に勝つための労力も少ないです。
販売価格も維持しやすいので、利益率も高い水準を保つことができます。
すると労働時間も少なめになる傾向ですし、賃金も高めになりやすいです。
例えば、小売業界を考えると競合だらけです。
競合の少ない業界はホワイトになりやすいです。
企業を相手にしている
企業を相手にしているビジネスはホワイトになりやすいです。
1人の個人に商品を売るよりも、企業を相手にしたほうが、1件あたりの売上は高くなりますよね。
であれば、企業相手の方が基本的には効率がいいはずです。
さらに企業相手の場合、相手も企業の看板を背負っていますので「モンスタークレーマー」のような理不尽な相手が少なく、この相手をしなくていいのは非常に楽です。
企業相手のBtoBビジネスはあまり知名度がないかもしれませんが、ホワイトになりやすい要素です。
労働集約的なビジネスでない
ちょっと難しい言葉ですが、労働集約的でないビジネスはホワイトになりやすいです。
労働集約的とは、人が動いて仕事をすることです。
例えば飲食業界は、基本的に人が開店準備、店舗オペレーション、閉店などをやる必要があり大変です。
一方で頭を使う仕事とか資本力を使う仕事は、人が動かなくてもどんどん売上が上がり生産性が高いです。
このように労働集約的でない仕事はホワイトになる傾向があります。
ホワイト企業で働くには
結論、下記です。
- ホワイト業界・企業を探す
- ホワイト企業に転職サービスを使って求人に応募する
実は簡単です。
ホワイト業界・企業を探す
ホワイト業界はブラック業界と条件を真逆にすればいいです。
ホワイト | ブラック |
市場が堅調・成長 | 市場が停滞・衰退 |
競合が少ない | 競合が多い |
企業を相手にしている | 個人を相手にしている |
知識・資本集約型 | 労働集約的 |


経済産業省が2020年版グローバルニッチトップ企業100選という情報を公開しています。
世界市場のニッチ分野で勝ち抜いている企業や、国際情勢の変化の中でサプライチェーン上の重要性を増している部素材等の事業を有する優良な企業など113社
引用:経済産業省 2020年版グローバルニッチトップ企業100選
ホワイト業界に当てはまります!
- グローバルで成長している企業で
- ニッチな市場なので競合が少なく
- 法人向けのサプライヤーであり
- 部素材→特許などが強い知的企業
ということでこのリストの求人を探せば間違いない、ということですね。
ホワイト企業に転職サービスを使って求人に応募する
あとは、こういった企業に応募すれば完了です。
具体的には以下のサービスに登録しすすめるのがいいですよ!
ホワイト企業に転職したいあなたにおすすめの転職サービス5選
こちらで転職サービスについて解説しています!
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まとめ
この記事ではおすすめのホワイト業界3つとホワイト業界の見つけ方を解説しました。
- ホワイト業界3選
- ホワイト業界の見つけ方
- ホワイト企業で働くには
あなたが転職を考えていれば、その業界がホワイトなのか、ブラックに当てはまるのか考えておきましょう!
もし運悪くブラック業界で働いている方はホワイト業界への脱出も考えて行動してみましょう。
まずは情報だけでも取り始めるといいですよ!
ホワイト企業に転職したいあなたにおすすめの転職サービス5選