
面接に悩む人「これから面接なんだけど、なんか好感度上がるような付け焼き刃だけどいい方法ない?」
こんにちは、はらだっちです。(@SHaradacchi)面接官として多くの面接してきた僕がすぐできる印象アップの方法を解説します!

本記事の内容
- 面接通過のための印象アップ方法3つ
- 面接は印象がすべて
- ただし、最低限の準備もするとなお良し
転職の面接・・・何か攻略方法ってないのか悩みますよね?
実は、面接で有能な人は見抜くことができません。
できるのはあくまで「有能そうな人」を選ぶことです。
有能そうな人は、その人の経歴とか実績だけではなく、印象で決まることが多いです。
そのため印象が良い→有能そう→面接通過というパターンになります。
この記事では、あなたの印象を今からすぐにでもよくする方法を3つ解説します!
それではいきましょう!
転職の全体像はこちらで解説しています!
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【完全ガイド】失敗しない転職活動の進め方を8つのステップで解説
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面接通過のための印象アップ方法3つ
結論、こちらです。
- ゆるやかに大きく動く
- 少し早口で話す
- 相手が確実にYESの場面ではゆっくり話す
それぞれ解説していきます。
ゆるやかに大きく動く
印象アップの方法1つ目は、ゆるやかに大きく動くことです。
ゆるやかに大きく動くとこのような印象を持ちます。
- 外交的でコミュニケーション能力がある人
- 優しそうな人
- 信頼感が持てそうな人
ゆっくりと大きいジェスチャーをしている人って、余裕があって安心感あるように見えますよね?
逆にせかせかした動きをしている人って、緊張していて余裕がなくコミュニケーション能力が低いのかなという印象をもってしまいます。
面接のときには、ゆるやかに開放感を持ちながら動作をすることをしましょう。
ゆるやかにオープンに動くことで面接官の印象も上がっていき、あなたの長所を引き出してくれる可能性が高まります。
少し早口で話す
印象アップの2つ目のポイントは、少し早口で話すことです。
1つ目のポイントで体はゆったりと大きく動くということを解説しましたが、話すスピードは逆です。
理由としては以下の通り。
- ゆっくりと話すと、面接官の頭に否定的な考えを生む余裕ができる
- 早口だと、否定的な考えをする余地を与えにくくなる
Youtubeの解説動画でゆっくり喋る人の動画ってあまり説得力なくて人気ないんですよね。

その動画を倍速再生してみてください。
倍速再生すると案外見れますし、納得しちゃうこと多いです。
話すスピードを変えることで説得力は確実に高くなります。
そして、話すスピードが早く説得力が高ければ面接官の印象もアップしていきます。
相手が確実にYESの場面ではゆっくり話す
3つ目の印象アップのポイントは、相手が確実にYESとうなづく場面では、少しゆっくり話すことです。
早口で話す理由は、相手に否定的な考えをもたせる猶予を与えないことがポイントでした。
ということは逆に絶対に否定されない、確実にYESなことはゆっくり話す方が印象に残りやすくなります。
- 面接官が大きくうなづいた項目
- 確実に賛同が得られそうな項目
このようなものを話す場合は、ゆっくりと話しましょう。
実例をあげると、下記が僕の強みのエピソードです。
私が入社して8年目、30才頃にマーケティングマネジャーとして担当していた製品に建築の内装材があります。担当した当時、内装材の色柄は500種類ほどあったのですが、経営陣からは「ちょっとその種類多すぎない?在庫も問題だし製品数を減らしてよ」と言われていました。
私は反対でした。
建築の内装材を使うのはデザイナーです。私はデザイナーのヒアリングを多くしていたので、内装材の色柄は多いほど嬉しいと知っていました。
デザイナーは「一番デザイン数の多いブランドから選びますね」と言っています。
ニーズを考えると、色柄を増やした方がビジネスはうまくいくはずです。
私は、「経営陣からの要望とは違うけど、1000種類まで増やそう!」と宣言しました。
技術や製造を巻き込んで、本社の上層部も説得し設備投資を行いながら、色柄を増やしつつ、製法方法を工夫してコストダウンやリードタイムの短縮を達成しました。
結果的に色柄を減らすというのとは違う形で経営の要望に答え、お客様の要望にもミートし、売上を伸ばす活動ができました。
消費者に寄り添って活動をすることの重要さと、関係者の説得の重要性、問いへの答え方は色々あること、を学びました。
最後の「消費者に寄り添って活動をすることの重要さと、関係者の説得の重要性、問いへの答え方は色々あること、を学びました。」は否定されにくい内容だと思うので、このあたりはスローダウンして話をしたりします。
面接官が必ず同意したり賛同しそうな部分は、あえてゆっくりと話すことが印象アップのポイントです。
面接は印象がすべて
面接は印象がすべてです。
その理由を下記で説明します。
- 第一印象はほんの一瞬
- 印象で天国ルートと地獄ルートになる
第一印象はほんの一瞬
面接において第一印象は一瞬で決まります。
そのためには見た目を整えましょう。
人によって、0.1秒で決まる、6秒以内、15秒が大事・・・などいくつかの意見がありますが、どれにしても話が始まる前には印象って決まっています。
この秒数で判断するためには、目から入ってくる情報を頼ることになります。
メラビアンの法則によると、メラビアンの法則では「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%です。
清潔感のある格好、髪型、メイクは当然として必要あれば高級な服のレンタルなどを駆使して、第一印象をあげます。
印象で天国ルートと地獄ルートになる
印象次第で、あなたの面接は天国ルートとなるか地獄ルートとなるかが決まってきます。
印象が良い:良いところを探す面接=天国ルート
印象が悪い:悪いところを探す面接=地獄ルート
面接は、面接官がひとたび印象を持ったらそれを確認する作業に入ります。
通過させるにも、お断りする場合も面接官には必ず「理由」が必要なので、理由を探します。
で、どんな人でも「良いところ」も「悪いところ」も必ずあるじゃないですか。
だから天国ルートに入れば良いところを見つけるし、地獄ルートに入れば悪いところが見つかるし、という風になります。
最初の印象が悪く、地獄ルートに入ってダメなところが一つもなければ面接は通過しますが、そんなことは難しく・・・たいていは面接で通過できないということになるわけです。
印象次第でルートが決まってきます。
ただし、最低限の準備もするとなお良し
印象で決まると解説しましたが、もちろん面接の準備もちゃんとしておきましょう。
面接は通常下記の流れで進みます。
- 自己紹介・自己PRをしてください。
- 志望理由、転職理由を教えて下さい。
- 職務経歴について詳しく教えて下さい。
- 逆質問、何か質問ありますか。
これらの質問への準備は必ずしておいてください。準備不足の場合、印象とかその前に爆死します。
この面接の流れに対して、話すことを書き出し、声に出してシミュレーションしましょう。
面接なんて普通に働いていたらあまり経験しませんよね?
下記の参考記事も合わせて読んで、撃沈しないように練習しましょう!
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まとめ
この記事では転職面接通過のための印象アップ方法3つについて解説をしました。
- 面接通過のための印象アップ方法3つ
- ゆるやかに大きく動く
- 少し早口で話す
- 相手が確実にYESの場面ではゆっくり話す
- 面接は印象がすべて
- 第一印象はほんの一瞬
- 印象で天国ルートと地獄ルートになる
- ただし、最低限の準備もするとなお良し
最後に面接にも参考となるような本をご紹介します。
プレゼン術ではありますが、この記事でも解説した内容が入っていますよ!