
生産性が低い人「朝にやると生産性が上がったり下がったりすることあるの。教えてほしい」
こんにちは、はらだっちです。(@SHaradacchi)
朝にやるといい習慣、ダメな習慣を解説します!

本記事の内容
- 朝にしてはいけない5つのこと
- 朝にするべき3つのこと
- 朝イチでやるとやる気があがる仕事とは
朝起きてこんなことをしていませんか?
「今日の予定は・・・めんどくさい打ち合わせあるなぁ。」
「とりあえずコーヒー!」
「まずはメールチェックです。」
それ全部ダメです。
朝イチですることによってその日の生産性は大きく変わります。
この記事では朝にすべきではないこと、したほうがいいことを解説します。
いきましょう!
目次
朝にしてはいけない5つのこと
朝にしてはいけないことは下記です。
- ネガティブなことを考える
- 起きてすぐのカフェイン
- タンパク質が少ない朝食
- 長時間通勤
- 難しくない仕事
それぞれ解説します!
ネガティブなことを考える
ネガティブなことを朝イチで考えてしまうのは良くないです。
ペンシルバニア州立大学の研究によると、ネガティブなことを考えブルーな気分でいると記憶機能の低下、つまり頭が悪くなることが報告されています。
人間には物事を予期し、それについて考える能力が備わっている。この能力のおかげで何かがが起きる前に準備したり、場合によっては回避することも可能になる。ところが今回の研究では、予期していたクライシスが実際起こったかどうかとは関係なく、それを予期すること自体が記憶の機能を低下させることがわかった。
ペンシルベニア州立大学の博士課程生、ジンシル・ヒュン(Jinshil Hyun)
引用元:https://www.discoverychannel.jp/0000027807/
例えば、気がかりなあの案件、やっかいなあの人、嫌いな上司からの嫌味、月末だし忙しそう・・・こういったネガティブな感情があなたのパフォーマンスを落とします。
こういったストレスのせいで頭のパフォーマンスが落ち、多くの人が正しい決断ができなかったり、冷静になれずに間違った行動をしてしまうことがあります。
人間の頭はそれほどすぐに良くなりませんが、悪くするのはストレスをかければ簡単に下がります。
あなたがどのくらい大変な一日になりそうか、ネガティブなことを朝イチに考えてしまうことで、かえってミスが増えたり面倒が生じる可能性があがります。
起きてすぐのカフェイン
朝起きてすぐのカフェインはNGです。
朝イチにはコルチゾールというストレスに対応するホルモンが分泌されます。
コルチゾールは朝6時ころから分泌が増えて、午前8〜9時に値が高くなると言われています。
コルチゾールにはカフェインと同様の覚醒作用がありますが、カフェインと同時に摂取すると両者の覚醒作用が総裁されてしまします。
例えば、朝のコーヒーやエナジードリンクを飲む習慣はよくありません。
午前中にカフェインを摂るのは良いですが、カフェインは少し覚醒した9時以降に摂取するようにしたほうが効果的です。
タンパク質が少ない朝食
タンパク質の少ない朝食は避けましょう。
タンパク質にはトリプトファンというアミノ酸があります。
トリプトファンは体内でセロトニンやメラトニンに変換されて、ストレスを和らげる効果があります。
ストレスによってパフォーマンスが下がるのは、先程も触れましたね!
例えばコンビニで朝にパンを勝手食べるという人は、それをタンパク質が多いもの(ゆで卵とか)に置き換えてみましょう。
朝食にヨーグルトを追加するとか、あるいはプロテイン系のものを摂るなどしてタンパク質を多めにするといいですよ!
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長時間通勤
長時間通勤も避けたほうがいいものです。
長時間通勤はどうしようもないということもあるかもしれません。
ただ電車や車などの通勤時間が長くなればなるほど、肥満になったり眠りの問題を抱えたりという確率があがることもわかっています。
最近だとリモートワークをうまく活用できる環境も増えてきていますので、週に数回でも長時間通勤を避けられるようにするといいです。
難しくない仕事
難しくない簡単な仕事を朝イチにするのはもったいないです。
先ほど朝にはコルチゾールというホルモンが出て、ストレスに対応することができるということをお伝えしました。
せっかくストレスに対応できている状態なのですから、ここは難しい仕事をしましょう。
逆にいえば、朝イチのメールチェックとか掃除などといった簡単な仕事はもったいないです。
後で詳しく解説しますが、朝イチは難しく興味のある仕事に取り組むべきです。
朝にするべき3つのこと
朝にやるべきことはこちら。
- 水を1リットル飲む
- 光にあたる
- 階段を使う
水を1リットル飲む
朝からちょっと大変ですが、水を1リットル飲みましょう。
朝食を食べない半日断食などをしている人もいるかと思いますが、内臓に刺激を与えることは大事です。
また体内時計リセットのためにも水分補給は効果的です。
半日断食はこちらで解説しています。
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- 起きて500ミリリットルの水を飲む
- 会社について仕事を始めるときにもう500ミリリットル飲む
などがおすすめです。
人間は水分が足りないと集中力が落ちるようですので、しっかりと朝は水を飲みましょう。
光にあたる
朝起きるときは光で目覚め、光にあたることがおすすめです。
携帯のアラームなどで起きる人が多いと思いますが、音では人間は本能的に攻撃されたと認識します。
そのため逃げるための最低限の機能しか目覚めません。
15分から20分くらいは太陽の光にあたることが大事です。
このようなカーテンを自動で開けてくれるロボットもいいですよ。
あまり音もうるさくなくオススメです。
階段を使う
実は階段の上り下りは簡単にできるのでおすすめの方法です。
ジョージア大学の研究では、階段の昇降はカフェインよりも効果的だということがわかっています。
「階段の昇降は身近でできる運動ですが、運動をしたあとでは、カフェインを摂取したときよりも、より精力的で活動的に感じられることが分かりました。それは運動の直後にのみ得られる感覚的なものですが、カフェインを50mg摂取するよりも効果が高かったのです。さらにはカフェインの摂取は、プラセボ(偽薬)を摂取した場合に比べ、大きな違いがないことが分かりました」と、ジョージア大学身体運動学部のパトリック オコナー教授は言う。
引用元:http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2017/009349.php
人間の体は本来動かすものだったので、疲れやだるさを感じている時こそ少し動いたほうがいいということだと思います。
こちらの記事で疲れにくい体のためには運動も必要と解説しています。
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会社で階段を使って上り下りする、マンションでエレベーターを使わないなど工夫して階段運動を朝にはしましょう。
朝イチでやるとやる気があがる仕事とは
結論、難易度は高めだけど興味のある仕事・勉強・家事をやります。
コロラド州立大学の研究による研究です。
A:単純作業で、誰にでも簡単にできるが非常に退屈な作業
B:難易度が高いが、興味をそそられる作業
にチームを分類して作業をしてもらったところ、その結果
A:疲労度小、パフォーマンス小
B:疲労度大、パフォーマンス大
となりました。
その後、同じ作業を両チームにさせたところ
結果は
A:パフォーマンス小
B:パフォーマンス大
ということが分かりました。
つまり興味のある仕事をやった後はその次の作業に対してもパフォーマンスが上がるようです。
朝はストレス耐性の高い時です。難しい仕事に対しても耐性があります。
難易度は高めだけど興味のある仕事・勉強・家事をやりましょう。
まとめ
この記事では朝にすべきではないこと5つとすべきこと3つを解説しました。
- 朝にしてはいけない5つのこと
- ネガティブなことを考える
- 起きてすぐのカフェイン
- タンパク質が少ない朝食
- 長時間通勤
- 難しくない仕事
- 朝にするべき3つのこと
- 水を1リットル飲む
- 光にあたる
- 階段を使う
- 朝イチでやるとやる気があがる仕事とは
- 難易度は高めだけど興味のある仕事・勉強・家事
朝の行動・習慣を変えることで大きくパフォーマンスが変わります。
ぜひやってみてくださいね!