
自己PRや志望動機に悩む人「どうやって書類や面接で自己PRや志望動機を伝えたら良いんだろう。伝わって通過しやすい方法ってないのかな」
こんにちは、はらだっちです。(@SHaradacchi)
面接官としても面接を多くしている僕が最強の伝え方を解説します。

目次
本記事の内容
- PREP法を30秒で解説
- PREP法が最強な理由
- PREP法の具体例
相手と話をしていて、こいつ何言ってんだろう、ということありますよね。
それはPREP法を使った話し方になっていないからです。
「明日の訪問って、行くことになった?」
「それが、いろいろあって・・・もう・・」
「で?」
「相手が都合良くないと言ってて・・」
「で?行くの行かないの?」
「うーん、悩んでて・・」
「で、どうするの?」
「えっと、やっぱ、行くことにした」
イライラしますよね。笑
こうならないためにもPREP法を学びましょう!
解説していきます!
転職の全体像はこちらの完全ガイドを御覧ください。
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【完全ガイド】失敗しない転職活動の進め方を8つのステップで解説
続きを見る
PREP法を30秒で解説
下記の順で話すことをPREP法(プレップ法)と言います。
- POINT=結論
- REASON=理由
- EXAMPLE=具体例
- POINT=結論を繰り返す
例文も交えるとこのようなものです。
例 | |
POINT=結論 | 御社の営業として働くことで、○○製品の売上拡大に貢献できると思います。 |
REASON=理由 | 理由は
私は前職で、△△業界で営業を行い3年間常に目標の20%アップの売上を達成してきたことです。 |
EXAMPLE=具体例 | 具体的には、顧客獲得の際に○○という工夫を行いました。 |
POINT=結論を繰り返す | 前職での経験は、御社でも活かせると考えており、ぜひ御社の売上拡大に貢献したいです。 |
人にわかりやすく伝えるためには、
「結論→理由→具体例→結論」の順で話すことが大事です。
逆に言えば、この順番さえ守ればよっぽどのことにはならないということです。
あなたの経験を意識していただけるとわかるはずですが、伝わりやすい文章、Youtube動画、TEDプレゼンなどは、PREP法を使っていることが多いです。
僕も転職では大した経験を持っているわけではないですが、PREP法を知っているので、なんとかなりました。
でもどうしてPREP法はこんなに最強なんでしょうか。
PREP法が最強な理由
下記が理由です。
- 面接官にストレスがかからない
- 不要なやりとりが減り、時間の節約ができる
- 考えが整理できる
聞き手(面接官)にストレスがかからない
PREP法を使うと聞き手である面接官がイライラすることなくコミュニケーションすることができます。
PREP法が相手にイライラさせない理由は、PREP法が結論を先に伝える方法だからです。
最初に結論を伝えることで「これが何についての話なのか」を理解して伝達できるので、「一体何の話をしているのか」というイライラがありません。
反対に、結論や主張が見えない話は、聞き手をイライラさせます。たとえば、PREP法を用いない以下の例を見てください。
PREP法を用いない例





上記の会話例は、PREPの「要点(結論・主張)」がない例です。
これでは、あなたの強みが何なのか、わかりませんよね。
結論から述べると、聞き手にストレスが発生しません。PREP法を用いるとこうなります。
PREP法を用いた例





不要なやりとりが減る
PREP法で説明すると、一回伝えるだけで面接官に内容を把握してもらえることができるので、無駄だったり余計なやりとりが減ります。
逆にPREP法を使わずに話をすると、
- 「ごめん、もう一度聞いてもいいですか?」
- 「つまりどういうことなんでしょう?」
- 「時間を上げるので、まとめてからもう一度話していただけます?」
というやりとりが発生します。
このようなやりとりは面接の限られた時間では大きなロスになります。
面接は、限られた時間の中で成果を出すものです。
PREP法は、不要なやりとりが生まれない説明の構成です。
考えが整理できる
PREP法を意識して説明するということは、あなたの考えを整理することにも繋がります。
というのも、「要点はこれ、理由はこう、その根拠となる例は・・・」と整理をしなければPREP法は使えないからです。
PREP法が自分のものになってくると、面接だけでなくすべてのアウトプットの機会で、あなたの考えを論理的に整理する習慣がつきます。
参考)日本語はPREP法が難しい言語
日本語はPREP法が難しい言語であると言われています。
それは結論が後にくるからです。
英語の場合
I lived in Tokyo 10 years ago.
動詞が主語の直後にあるため、「住んでいた」ことがすぐわかる。
日本語の場合
私は10年前に東京に住んでいた。
最後の「住んでいた」までなんなのかわからない。
このように日本語は動詞が最後に来るので、そもそもPREP法に言語から合っていないんです。
そのため、日本人はPREP法を意識しないと使えません。これは覚えておきましょう。
PREP法の具体例
転職の面接のシーンを想定して、「海外とのやり取りをおまかせすることはできますか?」と質問された場合のPREP法での例文を解説します。
面接官「海外とのやり取りをおまかせすることはできますか?」
①Point(結論)

まず最初は、注釈や枕詞をダラダラと述べることなく、「できます」とストレートに伝えましょう。
※できない場合も「できない」でいいんですけど、「経験はありませんが、挑戦したみたいです」くらいにするのがいいですよ。
今回は「できる」で進めますね!
②Reason(理由)

理由を伝えます。結論に対しての理由をここでもシンプルに伝えましょう。
③Example(理由)

動画、サンプル、カタログといった販促物の準備や現地でのローカライズを手伝っていました。
このくらいでもいいですが、PREP法も慣れてきたと思いますのでさらに・・・工夫や成果も入れましょう!
もっと良くするために
長く話すのはよくありませんが、完結に工夫や成果を入れると効果的です。
④Point(結論)

最後にはもう一度結論をまとめましょう。
人は最初と最後はよく覚えているそうです。
相手の頭にインプットさせるようにもう一度いいましょう。
まとめ
この記事ではPREP法について解説しました。
- POINT=結論
- REASON=理由
- EXAMPLE=具体例
- POINT=結論を繰り返す
この順番で話すと面接官にぐっと刺さるというテクニックでした。
実際に面接官をやっていると、「で、なんなの?」というような話をする方がとても多いです。そしてコミュニケーション能力がない、と落とします。
これを防ぐためにもPREP法。特に結論ファーストで話しましょう。
転職の全体像はこちらの完全ガイドを御覧ください。
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