

本記事の内容
- 音声配信アプリおすすめ8選
- 音声配信:独自配信とポッドキャスト配信
- 音声配信の盛り上がりの背景
2018年頃からひそかに注目が集まり、2020年になって注目度が一気に上がってきた音声配信市場。
下記のように音声配信の市場に注目する声が上がってきています。
イケハヤさんは複数の音声メディアにて配信を始めています。
海外の動向を見る感じ、日本でも「音声コンテンツで稼ぐ」文化は確実に来るねこれ。https://t.co/EQaDoOeLip、Voicyあたりの人気配信者のなかには、年商1000万クラスも出てくるはず。
「ラジオパーソナリティで稼ぐ」というのはなかなかクールでいいですねぇ。
— イケハヤ@仮想通貨大好き (@IHayato) August 27, 2020
マナブさんもStand.fmを始めました!
✅デジタル音声広告の市場規模
・2020年 ⇨ 16億円
・2025年 ⇨ 420億円こちらは「株式会社デジタルインファクト」の調査データです。現状のYouTube広告は、市場規模が「2,000億」とかなので、音声市場も、わりかし大きいですよね。トレンド発生するなら、僕は根元部分から参加したい😌 pic.twitter.com/eNuOSpnj98
— マナブ@バンコク (@manabubannai) August 31, 2020
それでは解説していきます。
目次
音声配信アプリおすすめ8選
まず一覧です。
審査 | ポッドキャスト | LIVE配信 | 配信者が稼ぐ機能 | |
stand.fm | なし | なし | あり | LIVE配信時の投げ銭あり、承認制で月額課金機能あり |
Voicy | あり | なし | なし | リスナー課金、企業スポンサー |
REC. | なし | なし | なし | 今後実装 |
SPOON | なし | なし | あり | 投げ銭機能あり |
note | なし | なし | なし | 有料設定可能 |
himalaya | なし | あり | なし | 一定のフォロワーで収益化可能 |
radiotalk | なし | あり | なし | 投げ銭あり |
Anchor | なし | あり | なし | 日本ではまだなし |
それぞれ解説していきます。
stand.fm
- デザインがスタイリッシュ
- ライブ配信に投げ銭機能あり
- 離れた場所にいる人と収録できる
収録配信とライブ配信ができる音声配信サービスです。
他のサービスと比較して、かっこよいデザインなのがとても魅力的です。「すこし重い」部分もありますが、良さげです。
またstand.fmを立ち上げたのは、「元MERYのファウンダー」です。なので、Web界隈の天才です。
日本では、stand.fmが勝つのではないかと考えています。
こちら参考です。
音声配信アプリ「stand.fm」が5億円を調達、配信者の収益化支援プログラムを開始
Voicy
- 利用者が多め
- 配信者になるために審査あり
- リスナー課金と企業スポンサーあり
ビジネス系などのコンテンツが多く、配信者になるための審査がいるため配信者のクオリティは高い印象です。
配信者自身が100~30,000円でリスナー課金(有料配信)をすることができます。無料と有料での配信の切り替えができるのが特徴です。
参考記事です。
ボイスメディアVoicy、声の月額課金機能「プレミアムリスナー」の登録者数が開始1週間で1000人を突破
REC.
- UUUMが提供している
- 予約投稿や効果音機能などエンタメ要素強い
- 現段階では収益化機能はない
UUUMが提供している音声プラットフォームです。全体的にエンタメ要素が強い印象です。
音声データをアップロードできたり、効果音(ブーとかいれる機能)が大量にあります。
音声編集や収益化の機能がまだありません(上書き追加は可能)。
SPOON
- SNSっぽい雰囲気
- 投げ銭機能がある
- 世代的には若い
ライブ配信での投げ銭機能(課金アイテム)が充実してる音声メディアです。
- LIVE:最大で2時間配信ができる
- CAST:30秒以上で録音が可能です
- Talk:30秒以内でお題に答える所です
という機能があり、SNSのようなコミュニケーションメディアとしての印象が強いです。
note
- 音声メディア専用ではないが、音声配信も可能
- 有料コンテンツとすることで収益化
- 配信は最大5分
有料の文字コンテンツなどを扱うイメージのあるnoteですが、音声配信も同じ要領で行うことができます。
note自体のユーザーにもリーチできる反面、彼らの多くは文字コンテンツを期待している印象もあります。
himalaya
- 中国で5億人にダウンロードされたアプリ
- Podcastにも配信可能
- フォロワー数次第で有料配信可能
ビジネス、教養、音声書籍、エンタメなど多くのコンテンツがあります。
アプリ内で録音したり、音声データをアップロードすることで配信します。
radiotalk
- Podcastでの配信可能
- 投げ銭や広告機能あり
- 編集なし、ライブ配信なし
エキサイト株式会社が2017年8月より提供しているアプリです。若い世代がターゲットのサービスです。
編集やライブ配信の機能がない代わりに、スマホ1台で簡単に配信できることが売りです。
Anchor
- Podcast配信可能
- ライブ機能なし
- 収益化は日本では未対応
Spotify傘下のサービスです。ポッドキャストをする上では一番使いやすいと思います。
Anchorで収録したデータを用いて、他プラットフォームでも配信、のような使い方がいいかもです。
音声配信:独自配信とポッドキャスト配信
音声配信の方法は2つあります。
- 独自配信:単独のプラットフォームで配信
- ポッドキャスト配信:RSSでマルチ配信
①独自配信
スマホでアプリをダウンロードして、そのアプリで音声収録・配信を行います。
プラットフォーム毎に運営の考え方があり、それが配信者やリスナーの傾向となるので、自分にあったものを探しましょう。
独自配信できるアプリ・サービス
stand.fm、Voicy、REC、SPOON、noteなど
②ポッドキャスト配信
音声データをアップロードしRSSフィードが作られ、ポッドキャストが聴けるアプリで聴くことができます。
↓
ポッドキャストを聴けるアプリ
Apple Podcast、Google Podacast、Spotify、Anchor、himalaya、Radiotalkなど
ポッドキャスト系で配信をしつつ、音声データを独自配信できるメディアに活用するのもおすすめですよ。
音声配信の盛り上がりの背景
背景はこちらです。
- 5G / 4G
- Airpodsなどのワイヤレスイヤホンの浸透
- Youtubeで、ほぼ音声がメインのコンテンツが増えてきた
5G / 4G
スマホを通じて音声配信を配信/視聴できるインフラが整ってきたことは大きいです。
音声配信だけでなく動画にも言えることですが、ほぼ日本のどこにいても、スマホさえ持っていれば、ストレスなく音声を聞ける状態です。
ちゃんとリスナーに届けることができる状態になったのはいいです。
Airpodsなどのワイヤレスイヤホンの浸透
ワイヤレスイヤホンの技術力向上によって、音声を聞きやすい環境ができたのも理由の一つです。
・ノイズカット機能により、外でもクリアな音声を聞くことができる。
・ワイヤレスなので、付けていることを忘れるようなストレスフリーな装着感。
Airpodsいいですよね。
うどん、とか最初は言われていましたが、革命だと思います。
Youtubeで、ほぼ音声がメインのコンテンツが増えてきた
2018年頃から教育系/ビジネス系のYoutuberがこぞって動画を上げ始めました。こういったコンテンツは、視覚に頼る部分は少ないものが多く、実際には聞いているだけ、の状態です。
音声だけを配信する方が編集も楽ですし、音声配信に可能性を向けるのは当然です。
まとめ
今回、ブログを書いていて自分ならまずはこれから始めるかな、と思ったのはstand.fmです。
- 利用者はまだ少ないので、早く始めるチャンスがある。
- ライブを伸ばしたい運営と自分の好みが合う。
- 配信者が気持ちよく配信できる空気感。
ぜひ、自分にあった音声配信メディアで配信してみてください!