こんにちは、はらだっちです。
今回は、
「洗脳」と聞くと、少し胡散臭い内容だなと思うかもしれませんが、実際には洗脳というよりも相手をどう説得して動かすかという内容になりますので、ご安心ください。
特に自分の経験から使えた
「お客さんのニーズを聞きとることが簡単ではない」
「クロージング、商談の最後で失敗することがある」
といった経験をお持ちの方には、使えるテクニックです。
このテクニックは強力すぎるテクニックなので、
ぜひ、このブログを読んだ後に、
今回ご紹介する内容は、相手を洗脳する文章テクニックという本を参考としております。
少し前の本になりますが非常に有効ですので、このブログを読んで興味がわいたらぜひ購入して、こちらでは紹介していない方法なども調べてみてください!
使える!相手を洗脳するテクニック5つ
「相手を思いのままに操縦する方法があるのなら、人を思い通りに動かしたい!」
誰もがこのように思いますよね。
なぜ人を思い通りに動かしたいのか、それは・・・
相手が意のままにならないことが、悩みを感じてしまう原因だからです。
望んだ通り相手が動いてくれることの方が少ないですよね?
結論から言うと、「言葉」にテクニックを少し加えると、相手を操縦することができます。
これを使えば、営業で相手と商談する時や、リーダーとしてプロジェクトを回す時に、非常に優位に立ってできます。
繰り返しになりますが、悪用厳禁です!
1: 信頼を得る
結論、「言葉遣いをあわせる」ことで、信頼関係の構築ができます。
信頼関係を得ることができれば、言うことを聞いてもらう可能性が高くなりますよね?
信頼関係は築くだけでなく、初めて会った人とでも築くことは可能です。
例えば、「新興企業」「ベンチャー企業」の2つの言葉は、同じ意味を指します。
もし相手が「新興企業」という言葉を頻繁に使っているのであれば、普段あなたが「ベンチャー企業」という言葉を使っていたとしても、相手に合わせて「新興企業」を使いましょう。ささいなことかもしれませんが、この積み重ねで、「この人は同じなんだ」と思わせることができます。
もう一つの例として、東京の女子高生を相手に商品の素晴らしさを伝えたいならば、
「これは素晴らしい商品です」ではなく、
「これって鬼やばくね?」の方がすっと入りますよね?
2: 相手を主体にすることで、相手を動かす
「あなた」主体で話をしていくことが、相手を動かすことにつながります。
ついつい自分の言いたいことばかりを主張してしまいがちですが、「俺が俺が」は嫌われます。
このテクニックは僕もよく使っていて、「どうしても話を聞いてほしい」と懇願するよりも、「この話はあなたのためになる」という方が相手は関心を持ちやすくなります。
例えば、
「この商品は本当にすばらしいと(私は)思います」よりも、
「この商品を手にすることで、あなたは素敵な生活を送ることができます」
と伝えた方が注意を向けてくれることになります。
自分の主張をしたいときほど、主語を「あなた」にする言葉を選ぶことで、相手を動かすことにつながります。
3: ストーリーで語る
ストーリー仕立て、物語風に語っていくことにはとても強いパワーがあります。
人志松本のすべらない話を見たことがあるでしょうか?芸人さん達の話は、オチだけを聞けば実はそれほど面白くないものも多いです。なんで笑ってしまうかというと、それをストーリーとして語っていっているからです。
少し長いですが、下記を読んで、物語の強さを証明してみましょう。
私は子供の頃サーカスが大好きで、中でも動物ショーがいちばんの楽しみだった。特に象がお気に入りだったんだけど、実は私だけではなく他の子供にとってもいちばん人気だったようだ。その大きな動物は舞台に上がると、持ち前のすさまじい体重や図体、怪力をみごとに披露していた。しかし演技が終わって次の出番を待つあいだ、象はいつも地面のちっぽけな杭に足を鎖でつながれていた。
ところがその杭というのは、地面にいくらも打ち込まれていないような小さな木のかけらなのだ。確かに鎖は太く頑丈そうだったが、木を根こそぎ一本引き抜くほどの力を持った動物なら、杭をひっこ抜いて逃げることなど簡単そうなのに……。
その疑問は誰もが抱くものだろうと思う。
「一体何が象を捕まえているんだろう?」「どうして逃げないんだろう?」
五、六歳だった私は、大人は何でも知っているとまだ信じていた。だから象の謎について先生や父親、周りの大人たちに聞いてみた。象は飼い馴らされているから逃げないんだよ、と答えた人もいた。そういうとき、私は当然次のように質問を返した。
「飼い馴らされているんだったら、どうして鎖につながれているの?」しかし、つじつまの合う答えが返ってきた覚えはない。時とともに象と杭の謎については忘れ、同じ思い出を持った人に出会ったときに思い出すくらいだった。
数年前、たまたま、その疑問に答えられる本当に賢い人に出会った。その答えはこうだ。「サーカスの象が逃げないのは、とっても小さいときから同じような杭につながれているからだ」
自分で自分の限界を決めていること、からチャレンジしてみようと思いませんでしたか?
この話は学習性無力感という心理状態を説明するのによく使われる例ですが、もしこの話がなく、
と言われた場合、先程の話と比較してどちらが、行動を起こすようになるのかを想像してみてください。
物語はより強く人を動かします。
物語で語る際のポイントは、
①小説的な表現で細部まで詳細に書くこと
②会話文「」を使うこと
です。
4: Yesセットで自然に商品を売る方法
小さなYESを積み重ねていくと「無意識にこの人にはYESというのは当たり前」という状態を作り出すことができます。
こんにちは△△です。
最近、めっぽう寒くなりましたね。(YES)
前回お会いさせていただいた時に、「ホームページを作り直そう」とお話をされていたかと思います。(YES)
その件に関して、まだご関心をお持ちでしょうか。(YES)
実は弊社でもホームページ作成のサービスを始めました。
詳細をお話したいのですが、30分だけお時間をいただけないでしょうか?(YESになるかも?)
5: 主語を消して説得力を増す
わざと主語を省略することをロストパフォーマティブと言います。
実はほとんどの文章は主語を省略することで説得力を上げることができます。
例えば、
「春に何かを始めるのはいいことです」
そうだねー、と思いませんか?
これが「春に何かを始めるのはいいことだと私は思う」と書くと、そうかなぁ・・・僕はそうは思わないけど、と反発する人が出てくる状況になります。
もう一つ例を出します。
「ビジネスで成功するためにはアイディアが重要です。」
「ビジネスで成功するためにはアイディアが重要だと、私の祖父は言っていた。」
どちらがいいでしょうか?
これはビジネスでも使うことができます。あなたがパソコンの営業マンでユーザーの買い替えを促進したいならば、
「パソコンは1年に1度買い換えるのは当たり前です」
といえば、「誰がそう言っているの?」と疑問を持つ人は少数です。
主語を抜くだけで世間一般で言われているような印象を与えることができ、説得力アップに繋がります。
まとめ
今回は、相手を洗脳する文章テクニックについて書きました。
相手を主体とし、相手を動かす
ストリーで語る
Yesセットを使う
主語を消して説得力を増す