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【TOEIC】リスニングで単語はわかるが点が取れない【5つの対策】

TOEICのリスニングをした時、単語は聞いたことがあり、わかっているんですが、なぜかそれが意味のある文として頭の中に入ってこない」ということ、ありませんか?

僕もよく、実際に英語で打ち合わせをしている際に、「なんか全体として言っていることが理解できないな」と思うことがよくあります。

この記事では、このような方を対象にしています。

・英単語は聞き取れるが、内容の理解ができない
・Writingはそこそこできるが、リスニングが苦手
・リスニングの勉強方法を知りたい

TOEICや実践での英語の聞き取りをする際に、英単語が聞き取れるのに、意味が理解できないのは、はっきりした原因があります。この記事では、その原因と、対策をお伝えしていこうと思います。

こちらでは、単語も聞き取れないレベルでリスニングができない場合の対策も記載しています。

TOEICリスニングの特徴と対策

TOEICのリスニングパートで良い点を取るためには、問題の特徴を理解する必要があります。

下記の表がまずは概要です。

Part 1Part 2Part 3Part 4
  写真描写問題    応答問題     会話問題    説明文問題   
・1枚の写真
・4つの説明が読まれる
・1つで1問
・1つの質問/発言
・3つの応答
・1つで1問
・会話
・4つの選択肢
・1つの会話で3問
・説明文
・4つの選択肢
・1つの説明文で3問
全6問全25問全39問全30問

TOEICリスニングの特徴

TOEICリスニングの特徴ですが、下記のような特徴があります。全体的にはクセのない英語が使われていると言えます。

・英語を読み上げるスピードは若干遅め
・単語と単語の切れ目なく、発音されている
・リーディング・セクション(Part 5〜7)と比べて単語の難易度は低い
・英語の訛り(なまり)はあまり強くない
英語を読み上げるスピードは遅めではありますが、英語を日本語として訳して理解してすすめるような時間はありません。
またなまりは強くないので、かなり聞きやすいのが特徴です。
 
実際のビジネスでは、「なまり」はかなり厄介です。僕はイタリア人やドイツ人と英語で会話をすることが多いのですが、英語を母国語としない人たちと会話をすることは正直、かなり難しいです。このあたりの対策もそのうちに書こうと思います。

単語は聞けても、意味が理解できないときにやること

「TOEICリスニング問題の時にその意味がわからないんだから、これは私のリスニング力の問題なんだろう」と多くの人は思います。だから、その解決策としてリスニングの教材を購入したり、場合によっては英語のニュースを見たり映画を見たりといったハードな訓練をすることがあります。

でも、リスニングのトレーニングだけを続けても、その内容が理解できるようになるのは難しいと思います。

 

「単語はちゃんと聞き取れるのに、何の話なのかわからない・・・」

そうなる原因は、ほぼ以下の6つのどれかです。原因と、解決策をお伝えします。

原因1:文法力不足

まず一つ目は、「文法やイディオム・慣用句不足」です。

読んでみて理解できない文章は、聞いても理解できないので、聞き取れない原因はリスニング力不足ではないです。

例えば、この文章の意味わかりますか?

  • Pull over there right away.

pull overは「車をとめる」

right awayは「すぐに」

ですが、このようなイディオム・慣用句の知識がないと理解できません。

この場合の対処法は、文法の参考書を購入し、勉強することです。

 

文法は「文章の組み立て方のルール」であり、文法力は「正しく文章の構造をとらえる力」です。ルールを知らず、構造をとらえることができないから、英語がただの単語の羅列に聞こえてしまうのです。

 

文法の勉強は、決して、文法の問題が解けるようになるためにやるわけではありません。英語を意味のある言葉として聞き取れるようになり、読めるようになるためです。英語が自信を持って正しく話せて書けるようになるためです。

 

文法をしっかりマスターすることによって、リスニングの理解度がぐっと上がることが実感できます。

原因2:英語を語順通りに理解できない

スクリプトを見て、「じっくり読めばわかるんだけど、聞いたときに追いつかない・・・」という場合は、リスニングができなかった理由は、語順通りに訳すことができないことです。

日本語と英語では語順が違います。日本語の語順で考える癖があると、「単語は聞き取れるのに、意味が分からない」ということに悩まされます。

 

たとえば、

 I know the girl that is walking with a dog.

という英語を

「私は犬を連れてあるいているその女の子を知っています。」

と訳すことが日本語の語順で訳すくせです。

 

リスニングでも多くの人がこのように英語を理解しようとしてしまいます。でも、英語はどんどん流れてきますから、すぐに語順の変換が間に合わなくなります。「単語は聞き取れるのに、意味が分からない」という状況になる原因です。

じゃあ、どのように英語を理解していけばいいかというと、「英語を英語の語順のままで理解する」です。

I know the girl /  私はその女の子を知っている
that is walking /  歩いている
with a dog. /  犬を連れて。

といった具合に理解していく必要があります。

 

この場合の対処法は、簡単な英語で英語の語順通り理解することを多くこなすことです。リスニングの本でもいいですし、文章読解の本でもOKです。語順通りにスラスラ読めるようになれば、リスニングの際にもできるようになってきます。

 

今までの癖で、リスニングでも多くの人がこのように英語を理解しようとしてしまいます。でも、英語は待ったなしでどんどん流れてきますから、すぐに理解が追いつかなくなってしまいます。

 

返り読みの癖から脱却するには、自分にとって簡単な英語に大量に触れることです。簡単な英語をたくさんインプットしてください。英語をたくさん読むことでも、リスニング力向上に役立ちます。返り読みせず語順通りにスラスラ読めるようになれば、その同じ思考回路はリスニングの際にも立ち上がるからです。

 

原因3:英語のスピードに対応できていない

ゆっくりと話してくれれば理解できるんだけど、スピードが速くなると理解できなくなる方も多いと思います。TOEICテストの途中で思考が停止してしまって全く理解できなくなる、全然わからなくなるという経験は誰にでもあると思います。

今まで英語の勉強は読むのが中心で、あまりリスニングをしてこなかったという人も多いと思います。その場合、耳から情報を入れて理解するという訓練が圧倒的に不足しています。

リスニングの英語情報処理能力が足りていないので、英語のスピードについていけないのですね。聴いた瞬間にその単語の意味を理解できるようにしなければならないんです。英単語を日本語の訳語に置き換えてから理解する暇はTOEICのリスニングのテスト中にはありませんからね。

この場合、必要なのは「簡単な英語を聞く練習をすることで、英語の自動化処理能力を上げる」ことです。

 

「簡単な」英語、というのが重要です。自分ができると思っているレベルから一つ落としましょう。中級レベルなら初級の本を使う意識です。

 

英語の処理能力を上げ、英語感覚を養うために、たくさんの簡単な英語を耳からインプットしてください。

原因4:英語の音声変化についていけていない

スクリプトを見て、「読めば簡単なのに、聞きとれない・・・」という場合は、リスニングができなかった理由は、音の変化への対応です。

ここまでのレベルにきてようやく「リスニングの本」などを買っての勉強となります。

 

英語では、単語ずつ読まれることはあまりありません。

例えば「Check it out!/調べてみよう!」は、単語を一つ一つ発音すると「チェック イット アウト」だが、ネイティブ・スピーカーがナチュラル・スピードで発音すると「チェッケラゥ」となる。

こういった音声変化についていけないことも大きい要因の一つです。

 

日本語でも、「そう思います」は「そーもいます」と発音しますよね?これと同じです。

原因5:細部にこだわりすぎて、全体の理解がおろそかになっている

単語の一つ一つにとらわれすぎて、話の全体像を見失ってしまうということも、英語の音は聞き取れるのに意味が分からない原因の一つです。

 

聞き取れない単語が少しでもあった途端、「えっ?今何て言ったの??」とパニックになり、その後に流れてくる英語が全く頭に入らなくなってしまう・・・そんな経験、あなたもきっとあると思います。

この場合は、一語一句にとらわれるのではなく、話全体の内容をおおまかにつかんで「あ~こういう場面の会話だな」「だいたいこんな話をしているのかな」と、がばっと全体像を理解する訓練をすることです。

日本語だって一言一句聞き漏らさないで聞かなくても内容はわかりますよね?「結局、どんなシーンでこの人たちは何を言っているの?」と理解できればそれほど難しいことではありません。

原因6:内容が自分の知識レベルより高度

TOEICではあまりないことかもしれませんが、その話の内容についての背景知識があまりにも少ない場合、単語そのものは知っているものばかりであっても、内容が頭に入ってこないことはあります。

例えばTOEICってビジネスシーンが多いと思いますが、これが小学生であれば英語は理解できてもシーンが理解できないと思います。

例えば私も、転職をしたばかりというのはそのビジネスの背景などをほとんど理解できていませんでしたので、そもそも会話についていけませんでした。これは日本語でも同様です。

 

TOEICではビジネスシーンが多いので、TOEICの教材をいくつか、場合によっては日本語で確認し、その知識をたくさん吸収することが大事です。

背景知識をつけていくと、英語で学んでいなくても英語が聞き取れるようになっていくというのはよくあることです。

まとめ

以上、「英語の音は聞き取れるのに、意味が頭に入ってこない」という悩みの6つの原因と、それぞれの解決策をお伝えしました。

復習すると、こういうことが原因でした。

 

文法力不足
英語を語順通りに処理できない
英語のスピードについていけない
英語の音声変化についていけない
細部にこだわりすぎ
背景知識がなさすぎる

 

英語のリスニングの悩みなのに、原因はリスニング力じゃなかったんだ!

ということがお分かりいただけたと思います。

自身の原因に応じて、対策を立てていってくださいね。

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